あとりえ60

お茶のお稽古

昔、私はお茶のお稽古や,
お花のお稽古など自分からやるきはぜんぜん!!ありませんでした。
それが何故かお花は「まあ少しぐらいは自分で生けられるといいなあ!」と思い始め、
やっていても嫌ではなかったのです。しかし絵心が無くまた花の名前もぜんぜん覚えられなくて
別に試験があるわけでもなかったので、あるがまま、成すがままにやっていました。
お茶のお稽古はというと、これは私が学生の頃、一番上の姉がお琴を習っていて、
そこでお琴のおさらい会がありました。何回目かのおさらい会のとき姉は「茶の湯音頭」という曲を弾きたいといって、私と直ぐ上の姉が担ぎ出され、直ぐ上の姉は中学からお茶をならっていたのでもんだいはなかったのですが、私はお茶の事は何も知らず解からないので「茶の湯音頭」の中でお茶をお運びしたり、お茶を
いただくぐらいは出来ないとということでお茶のお稽古が始まりました。そうして始まったお稽古でしたがそれが何故か私の習性にあっていたのでしょうか。のんびりゆったりした時間の中でお茶を
点てたり、いただいたりということが、とても落ち着いて気が安らぎ、そしてまたそのお茶の先生が
とても茶人らしく振舞われ私は、このような先生にお稽古を見ていただくのはとても素晴らしい
と思い、結婚するまでお稽古が続きました。そうしてお稽古をしながら、また結婚してからでも本屋に
何気なく立ち寄ったりした時、必ず茶道関係の書物に目を通し
「茶と禅」とか「茶の心」とか「茶道辞典」とかまた千宗室の「茶道のおしえ」や「利休百首」などを買っていたのですが、子育てに追われちっとも読んでいなかったのです。最近になってようやく
ゆっくりと読む時間が出来ました。
HPに載せて少しでも自分自身の理解を深めようと思って
本に書いてあることから抜粋し、少しでも「お茶」に関心のある方が見てくださるといいなと思っています。
お茶に関心のある方でしたら理解できない言葉はあまり無いと思いますが、
私自身が理解しにくかったものについては調べたものを載せて意味が解かるようにしたのですが必要ない方にはうるさいかも知れません。
これらの本を読みながら利休百首 と、
茶道の成り立ち と、
について の
3つに分けて 載せていこうと思っています。


   

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